痩身エステの『手技』と『機器』
美容ブームの拡大に伴い、痩身エステも今では様々な種類があります。
痩身エステは大きく「手技」と「機器」の2つに大別できます。
手技はエステティシャンの方によるハンドマッサージによる方法で、痩身エステが誕生した当時はこの手技が専らでした。
マッサージ部分の新陳代謝を高める事で脂肪燃焼を促進させることができるもので、サウナなどと組み合わせる事で効率的に効果を引き出すことも可能です。
部分的なエステから全身エステまで対応可能ですが、結果はエステティシャンの方の技量にも左右し、マッサージエリアが広いほど長い時間を要します。
エステ機器の発展
そこで今、手技に変わって発展してきたのが「機器」です。
マッサージ用の機器や器具を用いる方法で、部分的でも全身でも同じ時間でエステを行えることが可能です。
「吸引」や「ローラー」、「高周波系マシン」、「超音波マシン」などがあり、それぞれの目的にあった使い方があります。
これらの中では「吸引」と「ローラー」を使っている痩身エステが大半となっています。
これまでの手技と同じくセルライトの除去や脂肪の除去を目的としており、揉みほぐし効果が期待されています。
脂肪を吸い込む脂肪吸引機器
脂肪吸引もまた吸引の1種で、サロンでは「美ボディ脂肪吸引」や「ライポマティック」、「VASER脂肪吸引」などの施術があり、それぞれの施術方法によって脂肪の除去率も変わりますし特徴は異なります。
普段の食事を制限する必要も無く、普段行わないような運動なども不要なので長期間の努力を要しないのが一番のメリットと言えるでしょう。
セルライトが溜まりやすい二の腕や太もも、ウエストなどでは特に効果的で、文字通り体内の脂肪(お肉)を吸い込みます。
脂肪吸引でセルライトを撃破!
吸引部分の肌を傷つけるリスクがあり、サロンではその対策としてタイツなどの衣類で肌を守っています。
吸い込む時は掃除機のような吸い込み方に近いもので、エステティシャンの方の技量に関係なく慣れない内は若干痛みを伴うことでしょう。
痛みを伴うのはセルライトを押しつぶしている為で、痛みを感じることは効果的に脂肪を除去していると考えて良いでしょう。
ちなみに、太っている人にも痩せている人にも脂肪は存在します。
正確には「脂肪細胞」と言うもので違いはその脂肪細胞が大きいか小さいかの違いです。
この脂肪細胞は無限に増えるわけではなく、限られたものです。
脂肪吸引ではこの脂肪細胞を吸引しています。
超音波機器などで皮下脂肪を加熱する事で柔らかくするとより効率的に吸引できるので併用しているエステもあります。