美しいプロポーションを保つために、定期的にエステサロンに通う女性が増えています。

エステサロンでは、エステティシャンが手技と様々なマシンを使って施術を行います。

大手のサロンでは次々に新しいマシンが登場しますが、最先端のマシンを使うことで効率よく施術ができます。

最近注目を集めているのがHIFUです。

 

HIFUを使えばSMAS層が強化される！

HIFUとは高密度焦点式超音波機器のことで、点状に集めた超音波を多数照射して皮膚を傷つけずに痩身やリフトアップができます。

顔の皮膚の厚さに合わせて照射でき、即効性の熱収縮で施術直後から効果を実感できます。

施術後はコラーゲンが増えるので、2ヶ月から3ヶ月くらいで効果が最大になります。

持続期間には個人差がありますが、一般的に6ヶ月から8ヶ月です。

効果が長持ちするので、半年から1年半の間に繰り返し治療すればSMAS層が強化されて効果が増します。

 

SMAS層とは？

SMAS層は皮膚の奥深くの筋肉と皮下脂肪の境目にあります。

皮膚を支える土台となる重要な部分で、SMAS層が緩むと皮膚がたるむ原因になります。

従来の機器はSMAS層ではなく表皮や真皮に働きかけていましたが、表皮や真皮の場合は皮膚の上層部だけが引き締まります。

皮膚の上層部だけだと本質的な改善にはならないため、リフトアップ効果も弱いです。

SMAS層に働きかけることで、たるみをしっかりと引き上げることができます。

 

HIFUにはメリットが多くある

HIFUは皮膚にメスを入れないのでダウンタイムがほとんどないというメリットがあります。

皮膚の深い部分まで作用するため、レーザーと違って腫れも赤みも出にくいです。

HIFUは歴史が長く、1950年代には精密な収束超音波が開発されています。

20世紀末になるとアメリカで超音波加熱凝固療法が開発されて実用化されます。

開発された機器は前立腺肥大症などを治療するするために医療機関で使われています。

切開が必要のない超音波治療は、体に負担がない治療法なのでメリットが多いです。

医療機関で使われていたHIFUは、その後美容分野でも使われるようになります。

 

エイジングケアやダイエットにも効果あり！

HIFUを応用したマシンは様々な種類があります。

ボディメイクをしながら肌もケアできるHIFU機器は人気があります。

出力を細かく設定でき、ヘッドの部分を変えることでフェイシャルにもボディにも使うことができます。

皮下で熱を発生させてハリと弾力をもたらすので、エイジングケアにも適しています。

コラーゲンとエラスチンの生成が活発になるため、美肌効果も期待できます。

脂肪細胞にアプローチすることで、美しいボディラインを作ります。

気になる部位の脂肪を減らすことができ、肌の引き締めもできるのでエステサロンの人気メニューのひとつです。

肌へのダメージを減らすために開発されたHIFUもあります。

肌の表面を冷却しながら施術でき、自動的に適切なショット数を計算してくれるので、施術者のレベルに関係なく施術する部位に合った正しいトリートメントが可能です。

女性の中には太ももやお尻のセルライトに悩んでいる人も多いですが、セルライトに強いHIFUもあります。

肌の表面に出てくる脂肪の塊セルライトは、見た目が美しくなく自己流のダイエットでも落とすことが難しいです。

HIFUならセルライトを狙ってアプローチができます。

HFUはもともと安全性の高い機器ですが、純国産のものは安心感があるため人気が高いです。

施術時間は30分から45分くらいです。

ダウンタイムがほとんどないため、施術後はすぐにメイクができます。

 

キャビテーションはリバウンドしにくい人気メニューのひとつ！

HIFUと同様に人気が高いマシンがキャビテーションマシンです。

キャビテーションはどのエステサロンでも人気メニューで、多くの女性が施術を受けています。

医療現場でも使われているキャビテーションは、レーザーのように細胞を切除することが可能です。

痩身では超音波を照射して気泡を発生させ脂肪細胞膜を破壊します。

脂肪細胞膜を破壊すると脂肪が体内に溶け出していくので、皮膚を切ることなく脂肪を減らすことができます。

メスを使わないので20分程度の施術時間で済み、ダウンタイムがほとんどないのが大きなメリットです。

痩せるために無理なダイエットをすると、健康にも悪影響を及ぼしリバウンドのリスクも高くなります。

キャビテーションはリバウンドが起きにくい痩身方法のひとつです。

サロンではラジオ波のメニューも人気があります。

最近は痩身や美顔トリートメントにラジオ波を使うサロンが増えています。

ラジオ波とは電磁波のひとつで、使用する周波数や形によって3つのタイプに分かれます。

低い周波数の電磁波だとジュール熱が発生します。

比較的広い範囲に使えるので、代謝を向上させます。

体の深い部分から温度を上げることができるので、血液やリンパの流れが活発になり老廃物がスムーズに排出されます。

周波数が高いラジオ波は肌の内部で水分子の回転を促進させます。

水分子が回転することで熱が発生し、効率のよいトリートメントができます。