おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

おでこニキビ

おでこは、思春期ニキビの原因である皮脂の過剰分泌によるものが多いですが、大人ニキビとしても悩まれる方が多くいます。

おでこニキビは、目立つので早く治したいですよね。

今回は、おでこニキビの原因と解決策を徹底追及してみました。

 

おでこニキビが出来るメカニズム

おでこには、皮脂腺が多く集まっているので、テカリやすくなります。

皮脂腺とは、毛穴から皮脂を分泌していて、外からの菌や肌の乾燥から、皮膚を守ろうと働きかけます。

そして、皮脂が過剰に分泌されることによって、毛穴が詰まってアクネ菌が増殖し、おでこニキビとなります。

おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

 

おでこニキビの原因とは

おでこニキビは、外的要因と内的要因から考えられます。

1、外的要因

原因① シャンプー・リンスや整髪剤の洗い残し

原因② 髪の毛にある細菌が肌に付着する

原因③ 紫外線の影響

これらの外的要因が原因として考えられます。

2、内的要因

原因① 生活習慣の乱れ(食生活の乱れ、運動量の減少、不規則な睡眠)

原因② ホルモンバランスの乱れ(心理的ストレス、女性の月経との関係)

これらの内的要因が原因として考えられます。

おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

 

1、外的要因

原因① シャンプー・リンスや整髪剤の洗い残し

シャンプー・リンスや整髪剤の洗い残しにより、アクネ菌の栄養源になりアクネ菌が増殖することでニキビの原因となります。

◆◇改善策◇◆

シャンプー・リンスや整髪剤は、なるべく髪の毛だけに付けて、体に付かないようにしましょう。

髪を最初に洗い、体や顔を最後に洗うことでシャンプー・リンスが体の皮膚の毛穴を詰まらせることはなくなります。

お風呂で洗った後は、シャンプー・リンスや整髪剤を丁寧にすすぎましょう。

おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

原因② 髪の毛にある細菌が肌に付着する

日常生活の中で、髪の毛には汚れや汗が付きやすくなります。

汚れや汗が付いた前髪を下ろすことで、汚れがおでこに付着します。

汚れはアクネ菌の栄養源になっているため、アクネ菌が毛穴に増殖することでニキビの原因となります。

前髪を下ろすことはもちろんですが、前髪をかき分けても肌が刺激されて、おでこニキビの原因となってしまいます。

◆◇改善策◇◆

髪の毛にある細菌が肌に付着することを防ぐには、髪型を工夫する必要があります。

髪をアップにしたり、ヘアピンで前髪を留めて髪を横に流し、髪の毛が直接肌に触らないように工夫しましょう。

おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

原因③ 紫外線の影響

紫外線を浴び過ぎることにより、体は肌を守ろうとして角質を厚くしようとするので、古い角質が毛穴を詰まらせてニキビが出来てしまいます。

紫外線の浴び過ぎにより、毛穴を詰まらせる、角化異常が起こることで、ニキビの原因になるので紫外線は肌に悪影響を及ぼし、ニキビを作りやすくすると共にニキビの悪化を招きます。

◆◇改善策◇◆

紫外線は、皮膚の中で活性酵素を発生させます。

紫外線は、メラニン色素によりシミ・ソバカスが出来るだけだと思われがちですが、紫外線の浴び過ぎは活性酵素によりニキビを作りやすくし、悪化を招きます。

ニキビのために紫外線対策を徹底しましょう。

スポーツなどの屋外に長時間いる時には、必ずUVケアは欠かさずしてください。

紫外線

 

2、内的要因

原因① 生活習慣の乱れ

①-1 食生活の乱れ

偏食や、外食のし過ぎ、油分・糖分の多い食事をすることにより、栄養のバランスが崩れてしまいます。

油分の多い食事、つまり、動物性脂肪は、体内で皮脂の元となる中性脂肪に変わり、摂り過ぎは皮脂の過剰分泌に繋がってニキビの原因になります。

糖分の多い食事、糖分を多く含む炭水化物、砂糖などの血糖値を上げるものは、インシュリンというホルモンが分泌されます。

インシュリンは、男性ホルモンを増加させる働きのホルモンです。

男性ホルモンは皮脂分泌を増加させてニキビの原因になります。

◆◇改善策◇◆

栄養のバランスが崩れてしまうとニキビが出来やすくなります。

特に皮脂分泌を抑えるビタミンは、ビタミンB群である、ビタミンB2・ビタミンB6です。

ビタミンB2は、脂質を吸収しやすくして、適正な皮脂分泌を促す働きがあります。

ビタミンB6は、タンパク質の分解や合成を助けてくれます。皮膚を作りやすくサポートしてくれます。

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①-2 運動量の減少

運動不足になると、体の末端まで血液が行き渡らず、成長ホルモンの分泌も促進されないため、新陳代謝が悪化し細胞の入れ替わりも滞り、古い細胞のまま老廃物が溜まった状態になります。

運動により代謝を上げることで、体が温まり血管が拡張し体の末端まで血液が行き渡ります。

体の隅々まで肌に必要な栄養や酸素を運び、老廃物も体外へ排出され、ターンオーバーを促すので、運動は不可欠です。

◆◇改善策◇◆

ニキビに運動は効果的で、筋トレなどの無酸素運動よりもウォーキングなどの有酸素運動の方がお勧めです。

筋トレのような無酸素運動は、ニキビの原因になる活性酵素を発生させるため、あまり無理のない有酸素運動が効果的だといえます。

※運動で汗をかいた後は、汗と皮脂が混ざりアクネ菌の増殖を招いてしまいますので、汗や皮脂はしっかりシャワーで洗い流してくださいね。

また、運動をすることで、心理的ストレスを軽減してストレスが原因である、ホルモンバランスの乱れも改善されます。

運動

①-3 不規則な睡眠

睡眠不足が肌に良くないというのは、お肌の常識ですが、不規則な睡眠は、ニキビの原因になります。

慢性的な睡眠不足はニキビにも深い関わりがあります。

◆◇改善策◇◆

肌は睡眠中に再生されて行くので、睡眠リズムが乱れれば肌のケアの力は大きく低下します。

睡眠は深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が繰り返されます。

最初のノンレム睡眠の時に成長ホルモンの分泌がピークになるといわれています。

この成長ホルモンがたくさん分泌されるのは入眠から3~4時間で、22時~深夜の2時の新陳代謝が活発化されるゴールデンタイムに睡眠を取ることを心掛けましょう。

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原因② ホルモンバランスの乱れ

②-1 心理的ストレス

ストレスには自律神経が大きく関わっていて、心理的ストレスを感じることによりホルモンバランスが乱れ、ニキビが出来やすくなります。

自律神経は交感神経副交感神経に分かれていて、私達が活動している時には交感神経が働き、休息時やリラックスしている時には副交感神経が働きます。

ストレスにより交感神経が刺激されることで、男性ホルモンが働いて、皮脂の分泌が増えてニキビが出来やすくなってしまいます。

◆◇改善策◇◆

ストレスに大きく関わる自律神経の交感神経と副交感神経は、交感神経が優位になることで、皮脂腺が刺激され男性ホルモンが働き皮脂が過剰に分泌されて、ニキビが出来やすくなるので、副交感神経を優位にさせるようにストレスを軽減すれば、ストレスによる男性ホルモンが働きにくくなります。

ストレスを軽減するには、好きなことや、リラックス出来ることをしたり、オンとオフの切り替えを大切にして、ストレスから頭を切り離してくださいね。

リラックスした時間は、副交感神経を優位にすることが出来ます。

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②-2 女性の月経との関係

女性ホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)黄体ホルモン(プロゲステロン)のホルモンからなります。

卵胞期には卵胞ホルモンが高くなり黄体ホルモンが下がり、黄体期には黄体ホルモンが高くなり卵胞ホルモンが下がります。

排卵から月経開始にかけての黄体期は、皮脂腺の働きを高める黄体ホルモンが多く分泌されるため、皮脂の分泌が増えてニキビが出来やすくなります。

女性ホルモン

女性ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホルモンの関係図

◆◇改善策◇◆

排卵から、月経開始にかけての黄体期に皮脂腺の働きを高める、黄体ホルモンが多く分泌されるため、皮脂の分泌が増えてニキビが出来やすくなります。

黄体期の時に意識して摂りたい栄養素の1つがイソフラボンです。

豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品に多く含まれているイソフラボンは、体内で卵胞ホルモン(エストロゲン)と似たような作用をすることで知られており女性ホルモンを補ってくれる食べ物です。

もう1つ、女性ホルモンが含まれている食品にザクロがあります。

ザクロの実にも卵胞ホルモン(エストロゲン)と似たような作用が含まれています。

おでこニキビの原因と改善策を徹底追及!!

いかがでしたでしょうか?

外的要因と内的要因を取り除くことでおでこニキビも改善出来ます。

ニキビの悪化を防ぐケアも大切ですが、同時に、原因を排除しておでこニキビの悩みから解放されて行きましょう。

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