美容成分EGFとエステについて

美容成分EGFとエステについて

EGFとは

化粧品には様々な美容成分が配合されていますが、女性に人気が高い美容成分のひとつがEGFです。

EGFとは上皮成長因子のことで、アメリカの有名な生化学者が1962年に発見します。

美容成分EGFとエステについて

発見後は医療の分野で傷や火傷を負った肌の回復を促進させるために使われ、多くの人を救っています。

肌の皮膚や粘膜などの細胞にある受容体と結びつき、受容体を活性化します。

新しい細胞を作り増殖させ、正常に働くためにコントロールする働きも判明して注目を集め、上皮成長因子を発見したコーエン博士は、その功績により1986年にノーベル賞を受賞しています。

もともと肌再生医療として研究が進められていた上皮成長因子の発見当初の価格は、1g8000万円です。

現在では抽出と生産の技術が進み、化粧品にも使えるような価格になって一般の人でも気軽に利用できます。

美容成分としての効果はアメリカの臨床試験で確認され、世界中で高い評価を受けています。

 

新しい細胞の成長を促し、細胞の機能を整える働き

日本女性の中にはシミやシワ、乾燥肌で悩む人が多いです。

加齢により肌にもともと備わっている細胞を合成する働きが弱まると様々な肌トラブルの原因となりますが、衰えた肌の回復に効果が期待できるのがこの上皮成長因子です。

この因子には新しい細胞の成長を促し細胞の機能を整える働きがありますが、加齢によって減ってしまいます。

上皮成長因子が減り肌のターンオーバーが乱れると、肌トラブルを起こす原因となります。

日本では厚生労働省が許可して上皮成長因子を化粧品に使えるようになってから人気が急上昇しています。

肌の表面にある角質層には、上皮成長因子を受け取るEGFRがあります。

EGFRとは上皮成長因子受容体のことです。

上皮成長因子成長因子受容体と結びつくことで、細胞の正常な働きと新しい細胞の成長を促します。

上皮成長因子を大量に肌に取り入れたとしても、受容体と結びつかなかった場合は余分な上皮成長因子は体外へ排出されます。

美容成分EGFとエステについて

シミを改善するために多くの人が上皮成長因子を利用しています。

上皮成長因子により肌のターンオーバーの乱れを改善できれば、肌内部で生成されたメラニン色素がスムーズに排出されやすくなりシミのない肌と導くことができます。

また、余分な角質が剥がれやすくなることで肌がなめらかになり、化粧水美容液浸透しやすくなります。

 

加齢により上皮成長因子が減ってしまった場合の対策

年齢を重ねることで上皮成長因子が減ってしまうと、肌の老化が進み肌トラブルの原因になります

不足している上皮成長因子を補うことができれば、新しい細胞の成長が促されてシワの予防に役立ちます。

美容成分EGFとエステについて

肌の表面にある角質層は細胞間脂質と角層細胞で構成され、水分と油分のバランスを保ってバリア機能を働かせます。

しかし、細胞の成長に問題があると、バリア機能が低下して肌が乾燥しやすくなり、肌が乾燥すると外部からの刺激を受けやすくなり炎症の原因にもなるので注意が必要です。

上皮成長因子には細胞の機能を正常にする働きがあるので、バリア機能を整えてハリと潤いのある肌を実現することができます。

上皮成長因子を使ってスキンケアを行う場合は、品質が良くて自分の肌に合うものを選ぶことが大事です。

美容液は化粧水の後に使うのが一般的ですが、上皮成長因子配合の美容液は洗顔後すぐに肌につけます。

 

上皮成長因子を使う場合は、FGFも一緒に使うとさらに効果的です

FGF線維芽細胞増殖因子のことで、肌の弾力を維持するために欠かせないエラスチンやコラーゲンの生成を促進させます。

日本には数多くのエステサロンがありますが、上皮成長因子を使ったフェイシャルエステのメニューがあるサロンは人気が高いです。

美容成分EGFとエステについて

フェイシャルメニューはサロンによって異なりますが、クレンジングでメイクを落として余分な皮脂や油分を取り除き、上皮成長因子をじっくりと導入します。

また、フェイシャルマッサージの際に取り入れることで、アンチエイジング効果を高めることができます。

他メニューのオプションとしてEGFパックを提供しているサロンもあります。

ピーリングをしてから導入すると、さらに効果的です

新世代の美肌トリートメントとしてEGFを利用した美肌再生プログラムもあります。

無痛導入法を用いた施術では、今まで注射でしか導入できなかった高分子の薬剤を電子刺激によって目的の部分へと導入します。

この美肌再生プログラムは、肌の再生能力と保水力を向上させる効果的なプログラムです。

加齢が気になる肌を、若々しい肌へと整えていきます。

 

さらに合わせて使いたい成分

成長因子ヒアルロン酸APPSをブレンドした導入剤を使えば、美白や保湿効果も期待できます。

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APPSとは従来のビタミンC誘導体よりもさらに高い機能性を持つビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体には水油性脂溶性のものがありますが、APPSはどちらの特性も持っているので肌になじみやすいというメリットがあります。

APPSをブレンドすることで、気になるシミなどの色素沈着にも効果的なので是非、試してみてください。

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メディア編集部
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美容が大好き!メディア編集部員が『一般女性からの目線』で日々役立つ美容情報をお送り致します。

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