美容成分ヒアルロン酸が配合されている化粧水を利用

美容成分ヒアルロン酸が配合されている化粧水を利用

トラブルの原因を見極めよう

毎日きちんとスキンケアを続けているのに、年齢を重ねてからは若い頃に比べて肌が乾燥したり、くすみが目立つようになってきたと感じる方は少なくありません。

これは肌内部の潤い成分が不足してしまうことが原因で、肌の弾力やハリがなくなり顔全体に透明感が無くなってしまうことで様々な加齢トラブルが目立つようになります。

肌の乾燥が気になると、とにかく保湿成分が配合されている化粧水や乳液を手当たり次第で利用するという方も多いです。

しかし、自分の肌のコンディションをきちんと見て、どのような美容成分が不足しているのか何が原因で肌トラブルが起こっているのかをしっかり把握しておかないと、どんなに効果な化粧品を利用したところで効果は無いのです。

美容成分ヒアルロン酸が配合されている化粧水を利用

そこで市販されているスキンケア化粧品の中でも、保湿効果が高い美容成分として人気が高くなっているのがヒアルロン酸です。

この成分の特徴は人間が元々体内に持っていることで、ハリと弾力のあるふっくらとした肌質をお持ちの方は、ヒアルロン酸が十分に肌に足りている証拠だといわれています。

そのため弾力がなく、かさつきやくすみ、ゴワつきが気になる肌質は、この保湿成分が不足してしまっているためきちんと補給してあげる必要が出てきます。

 

そもそもヒアルロンとは

一般的にヒアルロンは、人間が元々持っている成分と化粧品に使用されている2種類に分類され、グリコサミノグリカン、別名酸性ムコ多糖類1種です。

この成分の特徴としては、アミノ酸と糖分が何重にも重なって出来ており、分子量数百万という大きな分子として人や動物の身体の中に存在します。

人間とは別に動物の身体にも存在していますが、基本的な成分の構造はほぼ同じといわれています。

目、おへそ、お肌、関節に多く存在しており、赤ちゃんの肌がふっくらとして弾力性が高いのは皮膚内部にこの成分が十分に足りている証拠となります。

身体中にこの保湿成分が存在しており、特に肌には、真皮の中でコラーゲンやエラスチン、プロテオグリカンなどの細胞と細胞の間に存在している特徴があります。

この状態はによって皮膚内部の水分量を保持したり、クッションの役割を担っているのです。

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この成分の保水性や粘弾性が認められたことにより、化粧品の他にも医薬品や、サプリメントや美容ドリンクといった健康食品にも数多く使用されています。

その中でも特に美容効果が高いとして人気が高いのがスキンケア化粧品です。

化粧品に使用されているのはヒアルロン酸Naと呼ばれ、主に乳酸菌を醗酵させることで製造している特徴があります。

水溶性の化粧品成分のため、適度な粘度によってごく微量でも水に溶けるととろみのあるテクスチャになるため、ヒアルロン酸が高配合のスキンケア化粧品の多くは、とろみかかったテクスチャの製品が多いとされています。

ヒアルロン酸が含まれると、1gあたり水6ℓ分を保持することが出来る保湿効果を肌に与えることが出来るので、エイジングケアやスキンケアの基本となる保湿を重点的に行いたいと思っている方は、他の美容成分の中でも保湿に特化している化粧品をお手入れに取り入れることが重要になります。

 

ヒアルロン酸は3つにわけられる

肌に直接使用する化粧品だからこそ、刺激のある成分はできるだけ使いたくないと考えている敏感肌の方は少なくありません。

しかし、この成分は刺激や副作用がほとんどないことから、敏感肌乾燥肌といったデリケートな肌質の方でも安心して利用することが出来ます。

むしろ肌の乾燥が目立つ方や、インナードライ肌で悩んでいる方は普段以上にたっぷり肌に化粧水をしようしたり、手軽に保湿が出来るフェイシャルマスクなどを活用するとより潤いが肌内部まで浸透しやすくなります

美容成分ヒアルロン酸が配合されている化粧水を利用

化粧品に使用されているヒアルロン酸には大きく分類して3つに分けられます。

まず定番のナトリウムタイプは分子量は100万以上で、角質層の奥までは浸透しない特徴を持っています。

しかし、肌表面に膜を作り外部からの刺激から守るバリア機能をサポートすることが出来ます。

次がアセチル化タイプです。

この成分はナトリウムタイプに油性成分が配合されているため、より角質層になじみやすくなっている特性です。

分子量は1万~10万程度のため粘度は低くさらっとした使用感ですが、ナトリウムタイプに比べて更に高い保水力や柔軟性を肌に与えることが出来ます。

最後は加水分解タイプです。

美容成分ヒアルロン酸が配合されている化粧水を利用

浸透タイプとも呼ばれており加水分解して分子量を小さくしていることから、角質層にしっかり潤いが浸透して水分を保持させることが出来るメリットをもっています。

このように同じ名前の付いている美容成分でも使用感や特性は異なってくるため、直接肌に使用する化粧水だからこそ、配合成分には注意して購入することが大切になります。

どのメーカーの商品を購入すれば良いのかわからないという場合は、美容情報サイトなどで売り上げランキングや口コミなどをチェックすることをおすすめします。

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