エステティシャンの由来であるエステティックの意味は全身美容
エステティシャンの仕事内容は美髪以外の美容が基本とされています。
すなわち全身美容というわけですが、そもそもエステティシャンの由来であるエステティックの意味は全身美容です。
アルバイトはともかく、プロであればダイエットやムダ毛の処理、顔のマッサージなどのケアを一通り対応出来なくてはいけません。
そうした数多くのケアもとい施術が基本業務ですが、もちろん施術に用いる器具や衣類の管理にサロン内の清掃なども仕事のうちに入ります。
特別な資格は現時点ではないものの、美容のためにやってきた利用客の体に触れなくてはならないので身体に関する知識や美しくなるためのスキルを身につけなくてはなりません。
たとえ器具に任せる部分が多いとしてもその器具がいかに人を美しくさせるのか、そういった知識を利用客に説明するぐらいの器量は求められます。
また、口コミやレビューを向上させるためにも利用客が満足するようなサービスを常に新しく提供しなくてはなりません。
施術前後のカウンセリングや利用客の心情の把握も必須な仕事
要するに人の肌や体について知識を深める必要があるわけですが、施術前後のカウンセリングや利用客の心情の把握も必須な仕事として挙げられます。
カウンセリングで利用客のニーズや現在の気持ちを理解し、なおかつコミュニケーションによって癒しを与える事もまたエステティシャンの仕事です。
実際に現在のエステは美容だけでなく、男性向けのサービスや岩盤浴といったリラクゼーションなど多種多様な癒しを提供しています。
そのため仕事内容もサロンごとに差異が出ている状態ですが、大まかに4つの状態に分けられるのが特徴的です。
まず、カウンセリングで利用客の肌の状態や日頃のお手入れなどを聞き出し、そのうえで今後の方針やニーズを決めていきます。
それから肌トラブルの解決と美肌作りを主にしたスキンケアと小顔をつくる痩身エステを行うフェイシャルエステをし、全身のマッサージをするボディケアをしてから脱毛で完了です。
フェイシャルエステとボディケアは顔と体、それぞれの部位の血行を改善する働きがあります。
特にボディケアは体内の老廃物を排出させる作用や発汗作用といったダイエット効果があり、男女問わずに大人気です。
もちろん脱毛も男女ともに数多くのプランが用意されるほどニーズがあり、それらは全身脱毛と部分脱毛に分けられています。
働く時間や休日
ちなみにエステティシャンの仕事内容はサロンによって異なるものの、働く時間は開始時間が遅いところが共通点です。
多くのサロンで開始時間が10時以降なので、それに伴って終了時間も午後22時という遅い時刻に終了します。
付け加えるなら利用客のために休日や祝日に開店しているところも特徴的です。
そうなると当然休日は平日に与えられますがシフト制が定着しているので、しっかりとスタッフ同士で話し合えば休めます。
エステティシャンにも向き不向き
そんなエステティシャンにも向き不向きという適性があるのは当たり前です。
例えば様々なスキルを身につけるには美容好きは外せません。自分が綺麗になることはもちろん、他人を綺麗にする事に対しても好意的な気持ちを持っている人が理想的です。
サロンには様々なコンプレックスを抱いている人がおり、太っている事を気にしている人もいれば美女なのにさらに美しくなるために訪れる人もいます。
そうした人たちの悩みは「何でそんなことを気にするの」と思ってしまうほど些細な内容がありますが、当人にとってそれは些細な事ではないです。
どんなに小さな悩みでも当人には大きな悩みであり出来事である事を理解し、苦しみや辛い気持ち、そして、綺麗になりたいという向上心を受け入れて仕事に取り掛かる心構えが求められます。
つまるところ、どれだけ親身になれるかが問われるわけです。
適正が分かるポイント
次に向き不向きが分かるポイントは忍耐が挙げられます。
一見は優雅な仕事に見えますが、エステティシャンは体力勝負な世界です。
新人は先輩に気を遣わなくてはならないという暗黙のルールがあるため、掃除や片付けを数多くしなくてはなりません。
売り上げも先輩を立たせるためのツールに使うのは当然ですが、その先輩とコミュニケーションを続けるのは心身ともに苦しいものです。
おまけに美容のためのスキルも磨かなくてはならないので、新人から卒業できる数年間のうちに耐え切れずに転職する人が数多くいます。
いずれにしても、体力に自信があるうえに難しい立場でも努力できる人が向いています。
そして、大切なポイントは明るくて前向きであるかどうかです。
不思議なものですが、他人の体に他人が触れると互いの気持ちが触れている箇所から伝わってしまいます。
痛いところに手を当ててくれると気持ちが和らぎますし、両想いの性行為も良い例です。
エステでもそれは同様で、不安や自信のなさが利用客に伝わってしまうのは不向きと言えます。
自信を持ち、そして明るい気持ちで利用客と接する事ができる人なら自然と利用客も気持ちの良い気分になるので、そうした人は適性ありです。
この記事を書いた人
- 美容が大好き!メディア編集部員が『一般女性からの目線』で日々役立つ美容情報をお送り致します。
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